BVE-I-WEB

ATS-Pとは


ATS-Pとはパターンを常時作成し、現在速度とパターン速度を比較しパターン速度を超えていればブレーキをかける保安装置である。

ATS-Pのパターンの概形はこのようになっている。


実際の地上子の配置例(閉塞信号機に対する)は以下のようになっている。

引用元:)RA2008-2 鉄道事故調査報告書 東日本旅客鉄道株式会社 川 越 線 日 進 駅 〜 指 扇 駅 間 列 車 脱 線 事 故

BVEにおけるATS-Pの設定


信号に対する地上子の設定



基本的に、今まで使われているプラグインと地上子配置は変わりません。
直下地上子である4番地上子の位置が30m以上の場合は閉塞信号機に対する設定となり、くぐり抜けパターンが発生します。
一方で30m未満の場合は、絶対信号機に対する設定となり、対応する信号機がR現示の場合はATS-P非常ブレーキが動作します。

曲線、分岐器、下り勾配、臨時制限への地上子の設定


ここでは、例として曲線に対する速度制限パターンの説明を行います。
地上子番号が異なるだけで他のパターンも同様に設定します。



対応する地上子番号は上記の通りです。
ここでは曲線パターンである、Beacon.Put(9, 0, xxxyyy);という構文を設置します。

xxxはパターン落下点までの距離[m]
yyyはパターン落下終点速度-10[km/h] を入力します。

※照査はyyy(例では50km/h)の+10km/hで速度照査を行います。

制限の解除は-1を入力することで解除ができます。
※既存のプラグインで用いられていた設定地上子番号+10で解除する方法は使えません。

最高速度の地上子の設定



こちらは、照査速度を入力することで最高速度の設定をすることができます。

制限の解除は-1を入力することで解除ができます。
※既存のプラグインで用いられていた設定地上子番号+10で解除する方法は使えません。


駅誤通過防止パターンの設定



駅誤通過防止パターンはこのように設定します。
Beacon.Put(20, 0, xxx);
xxxはパターン落下点までの距離です。
駅の先に踏切がない駅では、パターン落下点が50数m先になるようにします。
踏切がある駅では踏切の手前までで停止できるパターンを生成します。

-1を入力することでパターンを解除することができます。
停止位置の数m先で解除するとリアルな挙動にすることができます。

これでATS-Pの設定は終了です。

2026/03/31 初版公開


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